余震の日の出来事

余震の日の出来事

メカ音痴だが一念発起して パソコンを学ぶことにした。
レジュメを作ったり ブログを綴ったりの文字入力はできるが それ以外は全くパソコンの機能を活用できていない現状だ。
折角の文明の利器がありながら 自分の勉強不足で使いこなさないのは勿体ないこと。苦手意識を捨てて頑張ろうと思う。

友人も通ったパソコン教室を勧められ 早速申し込んだ。
家電の量販店の中にある教室だ。スタッフは三人。みんな主婦。
自分たちもこのパソコン教室に通い 頑張って資格を取ったという経緯を持つている。

物を習う時は苦労して身につけた人から習うのが一番だ。
解らない人の気持ちが解るからだ。結果教え上手だ。
申し分のない指導者と出会い 運よくマンツーマンで基本から学び始めた初日 震度4の余震が来た。

未だ捻挫が癒えず早くは走れない私を気遣いながら 一緒に避難してくれた。
(先生 有難うございます}とお礼を言った。心から有難いと思った。

有難いと思う時 感謝一杯の自分の思いを伝えてくれる (ありがとう)と言う言葉。
言われている人も 言っている自分も 心がほんわりと温かくなる。良い言葉だとあらためて思った。

(有難い)・・・・・漢字で書いてみると良く解る。有ることが難い(かたい)(むづかしい)と書く。
人様から何かをしてもらったり 好意に対して あることが難しい 滅多にないこととして感謝する思いだ。
仏像などの美しい姿や 何ともいえぬ尊いお顔を見て(有難い仏様)と手を合わせたりする時も使う言葉だ。
滅多にない美しさや尊さだからだ。

人様から何かをして頂いたり 物を頂戴するのは 当たり前ではなく 滅多にないことと深く感謝する思い そしてまたとないくらい嬉しい思い それを伝える言葉が (有難い)→(ありがとう)だ。

(有難い)・・・有ることが難しい 滅多にないことと感謝する思い。
人様の( 心 )も ( 物 )も両手で大切に受け留めて行きたいと 思っている。


マナーも《 心 》&《 型 》その事を深く学ばせてくれる短歌がある。
子供のころから大好きで 詠み人としても尊敬していた 良寛さまの御歌だ。

***紅(くれない)の七(なな)の宝を 諸手(もろて)もて おし戴きぬ 人の賜物(たまもの)**
《赤く熟したザクロを七個もらった。人様からのプレゼントなので有難いと感謝して両手で頂戴したよ》
現代風に解釈するとそんな意味だと思う。

人から賜った という表現で感謝の(心)。両手で受ける 更に おし戴くという姿勢で く型)。
マナー=(心)と(型)。  現代人がビジネスマナー または 接遇マナー と名付けて学んでいるものだ。
こんなに解りやすく美しく 人に接する思いと有り方を短歌として残してくれた良寛様。
感動あるのみだ。


沢山の物事に(有難い)と感謝をすること。
人様の物や心は両手で大切に受け留めること。
あらためて(有難い)ということを深く学んだ 余震の日の出来事。
今日在ることにも感謝。有難い。


最後までお読み下さって有難うございます。
毎週火曜日に更新してます。次回は四月二十六日です。どうぞご覧くださいませ。

 

コメントの投稿

Secre

No title

 相馬先生、こんばんは。

 「ありがとう」という言葉……今はACのCMでよく聞く言葉ですよね。ありがとうといわれる、それはあたりまえでなく「有難いこと」心が通じ合えたことですね。「ありがとう」というひとは「やさしさ」を倍にして返してくれてるのだと思います。

 何かにやさしくしても帰ってくることは稀かもしれない。 誰かに優しくしても「ありがとう」といわれることも稀かもしれない。 有難いことです。ありがとうといわれることすら。

 にもかかわれず「やさしさを失いたくない」

 同時に 「ありがとう」と言われたとき「どういたしまして」と心の中から言い、微笑みを返せる人になりたいです。

 ありがとうといわれたことをあたりまえと思ってはならないですね。 ありがとうといわれるのは有難いことかもしれないとはじめから覚悟しててもいいのだと私は思います。

 例えば、あるひとにどんなに誠意をもってやさしくしても、そのひとのこころに通じないこともある。

場合によっては、誠心誠意のことすら、そのひとやあるいは周りの人にもうけいれられないこともある。

周りの人に非難されることも、あるいは あの人にやさしくしすぎると非難されたりすることもある。
ありがとう、というわれることを無意識に期待しても、返事は逆になることもある。

無視されることも、誤解されて嫌な思いをするだけのこともある。

でも何もしないで世間のお体裁と目だけを気にしていく人よりも
何もかも忘れ、周囲に空気が読めないといわれても、その人におせっかいといわれても

「わたしは私の心に忠実になりたい。どうしてもこれをしないといけない」という一瞬があってもいいと思うのです。

そしてそれは自己満足でもない、自分の本能的な愛や優しさと信じます。

 その誠意が通じると「ありがとう」と相手から帰ってくるがありがとうって「有難い」からありがたいなのかもしれないです。

 わずか五文字の言葉ですが、すごく深いですね。



 


プロフィール

言の葉IS

Author:言の葉IS
みちのく秋田在住。
座右の銘{往く言葉が美しければ 還る言葉も美しい}
日常の小さな出来事を綴ります。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
言の葉ISカウンター
言の葉IS

FC2Blog Ranking

リンク
検索フォーム