根拠

母のお気に入り


{親の意見となすびの花は 千に一つも仇はない}・・・母のお気に入りの諺だったようで 良く耳にした。
子供の頃から のんびり屋で叱られるようなことはしたことはなかったが 母は説教好きと言うのか 説明好きと言うのか 何かを伝える時にはワンポイントで済むようなことでも 延々と話した。
そして最後に必ず「親の意見と茄子の花は・・・・。」を言って自分なりの教育の締めくくりのスタイルとしていたようだった。

母は小学生の頃に実母を病で亡くしている。
亡くなるまでも臥せっていることが多かったので 母親との思い出は少ない。
だから自分が母親になった時は 自分なりのイメージで母たらんとしたのであろうか 何かを言うごとに最後に格言や諺を結句?とするスタイルを自分なりに確立していったようだった。う~ん なんだかねぇ~。

茄子の花は 仇花が無く 咲けば必ず実を結ぶ。それと同様に親の意見も無駄は無くいつか必ず役に立つからきちんと有り難く聞いておきなさいという意味のようだった。(母のお仕着せ付き注釈)


猫の額どころか雀の額?のような小さな庭に ナス オクラ バジル パセリ レモングラスなどの苗を二本づつ植えてみた。居間の窓の下にはゴーヤのカーテンも出来る筈?
毎日水遣りの度に背丈が伸びていたり 葉の数が増えていたり 新しいつるが伸びていたりの発見がある。
命の営みがはっきりと目でわかることの楽しみが 心を豊かに満たし 朝起きることの張り合いに繋がっている。


ゴーヤは背丈はまだ20センチくらいしかないのに もう黄色の小さな可愛い花が咲いた。
ナスはいちばん背丈が伸びて 葉も豊かすぎるくらいに茂り 紫色のきれいな花を咲かせた。
ゴーヤは今年初めて植えたので 花は咲いてくれたけれど 実になるかどうかは判らない。
でもナスは 大丈夫。一つも仇花はないと母があんなに言っていた格言or諺なのだから 立派に実る筈。

花を数えては 実りを楽しみにしつつ 結構農業の才能があったりして・・・と一人悦に入っていたら
お星さまのような形をした美しい紫色の花が 椿のように花の形のままでぽたぽたと地面に落ちている(>_<)
「野菜専用の土」と書いてある土を買ってきて植えたけれど どこかで失敗をしたのだろうか。

バジルは美しい若緑色の葉をつやつやと輝かせながら成長しているし パセリは濃い緑の葉を豊かに茂らせているし オクラも順調に背丈を伸ばし レモングラスやハーブ類も元気に育っているのに ナスだけがちょっと残念。

なまじ 千に一つの・・・との思い込みがあった分だけがっかりしたが まだまだ夏は長い。
ホームセンターで大量に買い込んだ真っ黒な土に それぞれの緑が映えて美しい。この光景を見るだけでも楽しい。実がなっても生らなくても 命を繋ぐ営みを間近に目にするだけでも十分に植えた価値がある。


それにしても 親の口癖と言うだけで妄信的に信じてきたけれど・・・・統計学的になんらそれを裏付ける根拠{(竹に雪折れなし)や(地震の時は竹藪に逃げろ)なども然り。雪の後折れている竹も良く見かけるし 竹藪ごと地滑りしている光景もよく見るし)}があったわけでもないのだろうかと 首を捻りながら綴る小さな独り言。


拙い独り言のようなブログを最後までお読みくださって有難うございます。
(言の葉ISの絵のない絵本)は毎週火曜日に更新しています。
次回は七月二十三日を予定しています。どうぞご覧下さいませ。


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Author:言の葉IS
みちのく秋田在住。
座右の銘{往く言葉が美しければ 還る言葉も美しい}
日常の小さな出来事を綴ります。

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