真の装いは心そのまま

真の装いは心そのまま
>接遇の研修をする時 先ず(接遇)の言葉の意味を伝えます。
次に(接遇)の心の在り方について 噛み砕いて話をしてゆきます。

その時の一例として 
あなたの仲の良いお友達から電話がありました。 
お友達 (用事であなたの家の近くに来ているのであと10分くらいしたらあなたの家に寄ってもいい?)
あなた (勿論。待っているわ)

さあ友人が来る前の10分間あなたは何をしますか?

受講生の何人かにこの質問をします。

平成17年から21年くらいまでは ほぼ全員が安定した常識的な範疇で答えてくれました。
(お茶の準備をする)(玄関を整える)(お菓子の用意をする)などの答えがあり 最も多いのが(急いで部屋を片付ける)です。

これらの答えを聞きながら(△△さんのところはお菓子まで出してくれるのですか?お友達も嬉しいでしょうね)などと言いながら たった10分の間になぜそんな忙しい思いをして頑張るのでしょうか と問いかけてゆきます。

受講生とのやり取りを重ねながら 最後にそれらはすべて 来てくれた友人に気持ちよく過ごしてもらいたいという(相手を思う心)があってでてくる行為であることを 一人一人が自分の答えとして気づいてくれます。


ここまでのプロセスが 私の講座の導入部分であり ここを通過してから(さあ真の接遇とは)と展開してゆくスタイルが定着してきていました。

ところが昨年くらいから 同じ質問をしても答えが大きく変わってきました。
(お友達が来るまでの10分間あなたは何をしますか?)

(急いでメイクする)(急いで着替える)初めてこれらの答えを耳にした時は 内心驚きました。
でも最近はこれらの答えが 3回の研修中1回は出てくるほど 普通になってきました。
時代は動き人の価値観も 変わってきたことを実感させられます。

お茶の用意をしたり 部屋を片付けるのは 相手に気持ちの良い時間を過ごして欲しいという(相手が主体)なのに対して メイクをしたり着かえたりするのは (美しい自分が主体)なのです。


時代がどのように移り変わっても 親が子を思う心は昔も今も同じではないかと思います。
健康で 人に迷惑をかけることなく 人を思いやる心を持ち 人に愛される子に育ってほしい きっとどなたも同じような思いを持って接していらっしゃると思います。


***ものいはぬ四方(よも)の獣すらだにも あはれなるかなや親の子を思ふ*** 
源 実朝 (みなもとのさねとも)

言葉を話すことのできない どんな獣でさえも 親は子供のことを常に思っているものだ。
ましてや人間なのだから どうして思わないことがあるものだろうか。心からの情愛を持っていることだろう。
そんな思いの御歌ではないかと思っています。

人の思いも価値観も 多種多様に変化してゆく中で 人の為に自分のできることをすることは 自分の心も養う豊かな行為であることを 何とか伝えてゆきたいと希(ねがって)います。



最後までお読み下さって有難うございます。
毎週火曜日に更新しています。次回は三月十五日です。どうぞご覧くださいませ。

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お客様

こんにちは。
10分後にお客様が来るとしてどうするか考えてみました。
元々ノーメイクだし、部屋は・・・
本棚に入りきらずあちらこちらに平積みされた本の山
もしくはしっかり本の入ったアマゾン箱の平積みは・・・どーしようもないなぁ~
お客様が洗面所を使ったとき用の新しいタオルを用意するくらいかなぁ~
もともと「近くに来る」理由が何もない場所なので・・・
庭に遊びに来るお客様はご飯やミカンやリンゴでおもてなししてますw
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Author:言の葉IS
みちのく秋田在住。
座右の銘{往く言葉が美しければ 還る言葉も美しい}
日常の小さな出来事を綴ります。

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