ちょっとドキドキする日

夕食で蘇った遠い日の出来事


私ごとですが 28日(日曜日)早朝 秋田新幹線スーパーこまちに乗車。
毎年恒例になった二男からの招待で 親子旅行に行ってまいります。
不在中の火曜日の更新を 予約投稿してまいります。
最近不調が多いFC2さん どうぞきちんと稼働してくれますように!

本日(26日)の我が家の夕食だった カレーのことを綴らせて頂きます。

「金曜日のカレー。海上自衛隊みたいだな」夕食の時 夫が言った。(>_<)
日本海軍の頃 土曜日の昼食はカレーだったそうです。
週末の食材の整理と言う説もありますが 長期航海中に曜日の感覚が麻痺するのを防ぐためだったとも言われています。この習慣が海上自衛隊にも引き継がれ 週休二日制になってからは金曜日になりました。

日本人のカレー好きは 82%と非常に高く ラーメンと並んで国民的メニューだそうです(TVの受け売りです)
4人に1人は 週一回以上 9割の人は 月に一回以上 カレーを食べているそうです。

カレーの辛さの好みは 1位(中辛)43%  2位(辛口)40%  3位(甘口・激辛)5%ずつその他7%
カレーに合う飲み物は 1位 水  2位 ウーロン茶

ここまでは カレーを食べる頻度 月に一回以上 辛さの好みは中辛 添える飲み物は 水  と全て平均ですらすらと答えることができるが 問題はカレーの濃さ。

TVの調査でも この濃さについて約70%の家庭で意見が分かれ ドキドキする日と言われているそうです。「納得。納得。」「う~ん解る。ドキドキ。するする。」思わず画面に向かって一人ごちた。


カレーの濃さの好みは こっくり派 6割・さらさら派 3割・どちらでもいい派 1割 だそうな。
私はご飯の白さとカレーの境界線がはっきりするくらいの とろ~っとしたカレーが好きだが 夫はスーッと沁みていくくらいのさらさらカレーが好みなのだ。

初めてカレーを食卓に出した日(こっくりとろ~っとした)私は(上出来。美味しくできてよかった。)と思っていたら 開口一番「こんなもたもたした カレーなんか食えるか」と言われた。一瞬???!!!空白。衝撃。
実家で父がこんな物言いをするのを聞いたことがなかったので 大変驚いた。

急いでカレーを下げ 作り置きの常備菜を並べ 普通の和食の食卓に整えた。
カレーを下げた後の夫はいつも通りになったが 私は動悸が収まらなかった。ただ怖かった。
今まで出会ったことの無い異次元の種類だと思った。以前サントリーの社長だったかが 蝦夷・熊襲発言をしたことがあったが そのずっと前に私の脳裏に浮かんだのがこの言葉だった。

東京から因習の深い東北の しかも田舎の長男の家に行くなんてと皆に反対されたことの意味が良く分かった気がした。親の反対に従わなかった罰だ。あんな粗野な物言いをする 怖い人とは暮らせないと真剣に思った。

初めて暮らす山形県の酒田市。街並みもまだ良く分からない。
飛行機も新幹線も通っていない。
駅まで行くためのタクシーの手配の仕方も判らない。タクシーは乗りたいときに手を上げて止めるものであり 電話で呼ばないとこないことも知らなかった。電話もまだ新居についていなかった。

呆れるほどの不便と 呆れるほどの私の無知が重なって三十数年一緒にいることになってしまったが(>_<) 今もカレーの日は ドキドキする。
夫曰く「本場のインドのカレーは味噌汁と同じくらい さらさらで ス~ッと沁みるものなんだ」
私「そう。インドにいらしたことがおありなの?」と言ってみたい気持ちをぐっと押さえて 家事に勤しみ聞こえていない風にスルーしている。

いさかいが大嫌いな軟弱な気性なので 柳に風 糠に釘と決めている。決めているというよりも諦めている。
子供の頃から余りにも 驚いたり怖かったりすると 声も言葉も出なくなってしまうのだから 仕方がない。
若い時は自分の頭の回転の悪さが恨めしかった。言いたいことをその場で言い切ることができない自分に腹が立った。でも年齢が行けば回転が良くなるものでもなく 今はこれしかできないのが自分の限界だと諦めて現在に至っている。


子供達も コックリとろ~っとしたカレーが好き(*^_^*)
長男「お父さん 亜鉛が不足してないかなぁ~」とある日の会話。夫「???あえん?なんだそれ?」
長男「家庭科で習ったんだけどさ 亜鉛が足りないと味覚音痴になるんだって。量は少しだけど必ず体に必要なんだって。」 
二男「ああ 僕も習った。知ってるよ。海の牡蠣とか煮干しとかゴマとか牛肉がいいんだよ。お肌にも良いんだって。シミとかさぁ」
私「クッツ クッツク(鳩になりそう)」

長男「友達が良くうちでご飯食べていくでしょう。 皆ぼくんちのご飯おいしいなあって 言ってるよ。だからお父さん大丈夫かなぁ~。自分でも心配になっちゃうでしょ。」 
私はおかしくて可笑しくて涙が出そうだった。純粋に夫を案じての兄弟の会話なので夫も怒れない(^^♪
ああ~ 可笑しい~!! 江戸の仇を長崎で しかも助太刀で本懐を遂げるとは・・・23歳の11月の忌まわしい思いがスッキリ!!

あの時の私の悲しさも口惜しさも 全く知らない子供たちが言ってくれちゃった・・・・・柳に風 糠に釘流の勝利かなあぁ~ っと嬉しかった。中学生と小学生だった息子たち。その長男はもう父親になった。

息子たちがいてくれたお蔭で こっくりとろ~りカレーが我が家の定番になった。
でもカレーの日は やっぱり今日もドキドキ。ああ~ 緊張する。
何事もなく いつも通りにお皿を洗って後片付けが終わると ほっとする。

今夜も何とか無事に終えた夕食のカレーの後片づけをしながら 遠い日の記憶が蘇った。

あなたは とろ~り派 さらさら派 どちらでしょうか。
緊張しないで作ることができて 笑顔で美味しく楽しく頂きたいものですね。日本人の大好きなカレーですから。

どうぞ楽しいゴールデンウイークを お過ごしくださいませ。

拙いブログを最後までご覧くださって有難うございます。
(言の葉ISの絵のない絵本)または映像で綴る(番外編・箸休め)のどちらかを毎週火曜日に更新しています。
次回は五月七日を予定しています。どうぞご覧下さいませ。l
プロフィール

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Author:言の葉IS
みちのく秋田在住。
座右の銘{往く言葉が美しければ 還る言葉も美しい}
日常の小さな出来事を綴ります。

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