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法務局

法務局の研修


この度 秋田地方法務局で接遇研修を務めさせて頂きました。
ご依頼を頂き ご挨拶をかねてお打ち合わせに伺いました。

昼休み中だったこともあり館内の廊下等の無駄な電気は消され エレベーターも来客以外は節電の呼びかけが掲示されていました。
一般人が余り来ることの無い場所でさえもきちんと節電に取り組んでいる姿勢に もう一度自分の家の節電を見直さなければと思いながら 階段を上り総務課を訊ね名刺交換の後 課長自ら館内を案内して下さいました。

秋田の官庁街である山王「さんのう」に位置し隣は裁判所 先月講演をさせて頂いた中学校もすぐ側にある。
市役所や県庁は仕事で行くことはあるが 法務局は生まれて初めて行く場所だった。裁判所然り。

ご挨拶の時にそのようなことをお話したことを受けてのご厚意で館内の各部署を案内して下さったのだ。気遣いとご親切を嬉しく有り難く頂戴した。
とても堅く難しいイメージしか持っていなかった自分の不勉強を恥じるきっかけとなった。

出生・・・市役所の戸籍窓口しか思い浮かばなかったが 法務局が戸籍を扱う市町村に 事務処理の指示や助言を行っていたのだ。生まれた時からご縁があったことを初めて知った。

供託・・・家賃の極端な値上げなどを要求されて困った時 法務局に家賃を供託すると 大家さんに払ったのと同じ法律上の効果が発生し 滞納にはならない。申し出があれば法務局から大家さんに供託した旨を通知して貰える。

人権擁護・・・子供がいじめを受けているなどの悩みも法務局(人権擁護委員)に相談に行くと 解決のための調査や救済 アドバイスをして貰える。

不動産登記・・・・マイホーム購入時には欠くことのできない重要な手続き。法務局の仕事で知っていたのはこの不動産登記と 相続の二つくらいだった。

その他外国人が帰化して日本国籍を取る時の申請窓口になったり 外国で結婚式を挙げる時の結婚できる要件を満たしていることの証明書なども発行して貰える。

今回いろいろな部署を案内して頂いたお陰で 生活に身近な存在であることを実感した。


法務局で接遇研修が行われるのは 初めてのことだそうだ。
総務課の研修担当の方から (研修の際 盛り込んで頂きたい内容)と言うメールが届いた。
*感じのよい言葉遣い  敬語等
*窓口対応 態度・身だしなみ・表情・滑舌・話し方
*電話応対の基本ルールやマナー
*クレーム 横柄と言われることについて  
*名刺交換 

これらの内容を網羅して2時間きっかりで終わる研修のレジュメを作るのだ。
きちんと希望内容を正確に書き出してメールをして下さった。 
このことからして研修への熱意と日頃の仕事の在りようが伝わってくる。


出来上がったレジュメをメールで送信する。一度でOKが出た
後は当日に備えて 自分なりの書き込みをして進行内容と時間配分を考える。

さて研修当日。
先ずは局長室に伺いご挨拶をして名刺交換もして頂き その後5階の研修室にエレベーターで案内をして頂いた。
(良かった。全部階段だったら息切れして直ぐには研修ができなかったかも知れない)とメタボな私は思った。階段も上りはいいけれど下りは巻き爪が痛むので 往復ともエレベーターでの気遣いをして頂き本当に有り難がたかった。


研修担当の女性職員の方が講師紹介をして下さっている間 受講される皆さんを見ると女性は4,5人で 後は全員男性。殆んどが50代の方のようだ。
机上のネームプレートには 登記○○などと印字されている。
全員きちんとスーツを着用しネクタイも締めている。サンダル履きなど一人もいない。

研修を始めて一番驚いたことは 全員が本当に熱心にペンを走らせることだ。
講師としてこの仕事をして今年で丁度十年経つが こんなに全員が熱心な職場は滅多にない。


二年ほど前ある町村の新人合同研修会にお呼びいただいた時のことだ。
レジュメに全て書いてあると覚えないので 必ず自分で埋めていく形式にしている。
いつも通り(はい全員ペンを持って。今から言うことを書きとって・・・)と言いながら見回すと 筆記具を持っていない・・・・一人二人なら貸し出しも出来るが 40人の受講者の半数近くが筆記用具を何一つ持たずに参加していたのだ。私の育った年代では信じられないことだ。
研修の前に行われた新人合同祝賀会の記念品が シャープペンシルとボールペンのセットだったのに一人が気付き それに倣いほかの生徒たちもその場でビリビリと包装紙を破いて箱から出し調達していたこともあって呆れたものだった。

色々な職種や幅広い年代の皆さんへの研修を体験してきたが 今回のようにこんなに良くメモル人達への研修は珍しいと言ってよいだろう。ちょっとしたことでも とにかくよく書く。 頷く。 ボードに書けば全員が書き写す。

考えてみれば全員 国家公務員。難関を突破しての採用だ。
その後も勉強と試験の繰り返しが日常的にある。
勉強することを苦に思わない。学ぶことは何ら特別なことではなく生活習慣として身についているのだ。
それくらいよく日常的に学んでいるということなのだと思った。学ぶ習慣は尊い。リスペクトだ。

職業に貴賎も上下も可否もないけれど 環境による学ぶ姿勢やその熱意には大きな違いが生じるのかもしれないとつくづく思った。孟母三遷と言う言葉もある位だから環境の力は大である。

力を尽くして狭き門より入りたるエリートで 硬いイメージがあった法務局。
市民にもっと身近に法を学んでもらおう 子供の時から法の大切さを知って貰おう  そんな取り組みの一つとして 秋田地方法務局出前講座がある。
法務局の職員が中学校に出向き生徒に向けて(約束って何だろう?)そんな内容の講演をしてくれるそうだ。
イオン秋田など市民の多く集まる場所にも出向いてくれて 隣の土地との境界など身近な内容を解り易く講じてくれたりもする。人々にとっても関心のあるテーマだ。

法務局は私達の日々の暮らしに直結し もめごとやいさかいは極力小さく 資格や権利は明確に守ってくれる大切な機関であることを実感した。

研修後 担当の方から (日頃あやふやに思っていたことが解消できた)とか(大変ためになったとか)(楽しく受講できた)とか 大変好評でした。今回の研修内容を(局報あきた)に掲載して良いですか とのメールを頂いた。
自分なりの頑張りを評価して頂き 心から嬉しく有り難く思った。どうぞ掲載なさって下さい。私も今回のことをブログにお書きしますねと答えた。(局報あきた」の今回のレジュメがメールで全国の法務局に届くそうだ。
市民に親しまれる身近な存在の法務局になってくれるのは嬉しいことだ。

法務局とのご縁は大きな誉れであり また一つ大切な出会いという財産を頂きました。
感動と感謝を頂き一日(ひとひ」を閉じることができた。
これからも講師としての技量を磨き 素敵なご縁にきちんと応えていける自分でありたいと強く思った。



このブログを綴っているうちに日付が変わりました。
今日二月二十八日は二男を授かった日。生まれたのは弘前。雪がやみ美しく晴れ渡った朝でした。
沢山の喜びと幸せを運んできてくれたことを昨日のように覚えています。
朝一番におめでとうのメールを入れようと思っています。


拙い独り言を最後までお読み下さって有難うございます。
(言の葉ISの絵のない絵本)毎週火曜日に更新しています。
次回は三月六日です。どうぞご覧くださいませ。



@@@@@
今回このブログを書くにあたって 公務員は横柄であるとのご批判やお声も多く耳にした。
それも否めない事実でもあるが 民間でも横柄な人はいる。
自分では全くそうは思わなくても生まれつきの印象でそのように見えてしまう人もいる。
色々な人がいるので十把一絡げにはできないことと 仕事に対する熱心さはお伝えできればとの思いから 記事に致しました。全ての研修を記事にする訳ではないことを念のため申し添えます。@@@@@





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言の葉IS

Author:言の葉IS
みちのく秋田在住。
座右の銘{往く言葉が美しければ 還る言葉も美しい}
日常の小さな出来事を綴ります。

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